マンションの寿命と維持管理の考え方

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マンションの所有を検討する際、耐久性に不安を感じる方は少なくありません。

建物の寿命は、適切な維持管理を行うかどうかで大きく変動するからこそ、管理組合でも、どのように維持管理を行っていくかを話し合うことが重要です。

今回は、マンションには何年住めるのか、そして寿命の目安と維持管理の重要性を解説します。

マンションには何年住める?

マンションの多くを占める鉄筋コンクリート造の場合、数十年から100年以上住み続けられるといわれています。

建物の構造によって異なりますが、近年は建築技術が向上していることから、適切に維持管理を行うことで長く安心して住むことができます。

マンションの寿命の目安

マンションの寿命は、構造や建物の老朽化の速度、居住環境、維持管理の内容によって大きく異なるため、一概に断言することはできません。

まず、税務における法定耐用年数は、次のとおりです。

 

構造

法定耐用年数

木造・合成樹脂造

22年

木造モルタル造

20年

鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造

47年

れんが造・石造・ブロック造

38年

金属造

19〜34年

 

マンションの多くは、耐震性・耐久性の高い鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造に該当するため、ほかの建物と比べると法定耐用年数が長く設定されています。

ただし、豪雪地帯や台風の多い地域、居住者が少なく換気が十分にされていない環境、外壁や屋根のメンテナンスを怠っている場合などは、建物の老朽化を招き、寿命を縮める原因になるので注意が必要です。

維持管理の重要性

マンションの寿命を伸ばすためには、適切な維持管理が欠かせません。

国土交通省では、マンションの老朽度を判定し、区分所有者の不安や改善要望などを把握したうえで、必要に応じて建て替えや修繕、改修などを行うことを推奨しています。

老朽度を判断する要素として、構造安全性、防火・避難安全性、躯体や断熱性能などに関する居住性などが含まれており、それぞれA〜Cのグレードで評価し、対応策を検討します。

これらの老朽度判定や対応策の判断には、専門的な知識が求められるため、マンション管理や建物・設備に関する知識を有する専門家から助言を受けることも大切です。

まとめ

今回は、マンションには何年住めるのか、寿命と維持管理の重要性を解説しました。

結論として、一概に寿命を断言することはできませんが、老朽化が進行する前に適切な維持管理を行うことで、長く住み続けることができるとされています。

維持管理の必要性や内容を判断する際、専門的な視点から助言が必要な場合は、マンション管理士に相談することをご検討ください。